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表面処理用語集

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化学研磨

素材表面の凹凸を除去することで平滑な状態にして、光沢を持たせることを研磨と呼びます。酸やアルカリなどの薬品を使用して研磨をすることを化学研磨と呼びます。

化学研磨には、以下のような利点があります。機械研磨と比較した場合、加工による変質や研磨した後の仕上がりが一定の品質を保ちやすいこと、複雑な形状をした部品や細かな部品、又は薬液が入り込める部分であれば内部の研磨も可能なこと、少ないエネルギーで研磨が可能な利点があります。

酸やアルカリによる反応で研磨をするため、反応時にガスが発生します。そのため、化学研磨をする際には、排気設備を用意することや薬液の管理をすることが必要になります。

化学研磨は主に、チタン合金や鉄鋼板、ニッケルなどに付着した異物などを除去し光沢化する際に使われているほか、アルミニウムなどのごく薄い金属板の研磨やステンレス鋼板エッチングなどで使われています。

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