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GLOSSARY

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表面処理用語集

劇物

 劇物とは、強い毒性を持った物質です。法律によって指定されていて、その取り扱い方について厳密さが求められます。ごく少量であっても、人体に重大な悪影響をもたらす可能性があります。法律上では、致死量が2gから20gのもの、あるいは刺激性が非常に強いものに対して、劇物として指定がされています。

金属表面処理の過程においても、劇物に該当する物質を扱わなければならない事があり、取り扱いに注意が必要です。また金属表面処理に関わる産業界では、可能な限り劇物でない金属表面処理の素材へ、転換が進みつつあります。

 物質が劇物に該当するものである場合には、医薬用外劇物として明確に表示する義務が発生します。また加えて、どのような成分が含まれているかや、正確な含有量といった情報について表示しなければなりません。また、劇物は危険性が高いため、流通過程にも十分な安全への配慮が求められます。このことから、通常の商品とは異なり、販売方法には規制があります。

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