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表面処理用語集

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固液分離

液体の中に分散している状態の固体を液体から分けることを「固液分離」といいます。また、固液分離を行うための装置を「固液分離装置」といいます。

固液分離には、濾過・圧力・遠心分離の他に、反応方式などといった様々な方法があります。濾過方式にはフィルタが用いられ、反応方式には凝集剤が用いられます。凝集剤には、一般的に金属塩(鉄やアルミニウムなどの塩)が使用され、その種類によってそれぞれ特徴を持っているため、対象の液体に応じた適切な選択が必要です。固液分離はコストに大きく影響する基幹技術として重要視されています。液体供給において高純度が条件とされる液晶や半導体製造などでの作業工程・汚水や排水処理の他、製造物の原料に含まれている水分を脱水したり、希少金属(ニッケルやクロムなど)を回収する際など、各産業で使用されています。

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