金属表面処理剤・ペイントキラー剤なら、株式会社ケミコート

GLOSSARY

GLOSSARY

表面処理用語集

素地

素地とは塗膜に覆われた被塗物の下地であり、金属表面の素地を予めきちんと調整しておくことが塗装寿命の長さに大きく影響を与えます。

金属素地の調整方法としては脱脂、錆び落としなどの工程があります。金属の表面には通常油汚れやほこりなどの汚れが付着しているため塗装を行う前にシンナーや洗浄剤でしっかりと清掃し拭き取っておく脱脂の作業が必要になります。

 錆び落としは金属に塗装を行ううえで重要な素地調整方法です。錆び落としを行うことによって金属の表面がエッチングされるため塗膜との密着性が改善されます。素地調整には金属表面を鑢などで意図的に傷つける目粗しと呼ばれる作業もあります。金属は表面が傷つくことで塗料がなじみやすくなり塗装寿命が延長します。また、鉄鋼の場合はリン酸塩処理などを表面に施すことで塗膜の密着性と耐食性を向上させることができます。

また、金属素地を保護する最もポピュラーな方法としてメッキが挙げられます。他の金属や樹脂で素地をコーティングすることで金属表面の腐食を防ぎ、金属特有の艶や光沢を長期間にわたって保つことができます。

お問合せ、ご相談はこちらへ