耐熱性|株式会社ケミコート

GLOSSARY

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表面処理用語集

耐熱性

耐熱性とは、その物質が熱にどれだけ耐えるかという性質のことで、特に高温にさらされた場合の耐久性を指します。この耐熱性は日常生活にも密接に結びついていて耐熱ガラスが料理の役に立っていたりしますが、工業製品の製造工程や製品における耐熱性はさらに重要です。

工業製品の金属は、自動車のエンジン関連装置であれば数百度、宇宙船の大気圏突入時のシールドであればもっと高温にさらされることになります。この超高温に耐えてこそ製品としての価値が初めて出てくるのです。一般的金属加工を行う場合、塗装下地として使われるリン酸亜鉛処理は、約200℃の高温に数分間耐えられる性質があると言われています。また、リン酸亜鉛カルシウム処理であれば、約300℃の高温に数分間耐え続ける性能があります。

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