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GLOSSARY

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表面処理用語集

鉄鋼

鉄鋼とは鉄を主成分とする材料の総称です、一般的に鋼を意味しますが、工業的に軟鉄、鋳鉄等と合わせて鉄鋼と言うことが多いです。

古くは焼入れ作業した際に硬化するものを指していましたが、様々な鉄合金が発達するようになってから鋼の定義は拡大解釈され、現在の意味で使われるようにったといわれています。

 鋼の特徴としては鉄に少量の合金化を行うことで、強靭な固体材料を生成できることが挙げられます。他には資源が豊富であり、比較的に安価で精錬が出来ることです。鋼の生産にはまず採掘された鉄鉱石を高炉で還元させて銑鉄を得ることから始まり、次に銑鉄に残っている不純物を取り除く製鋼作業にうつります。ここで不純物であるリンや硫黄などを除去し、炭素の含有率を調整し生産されます。この炭素の含有率を調整する工程には大きく分けて2種類の方法があり、転炉と平炉というものがあります。この2つの大きな違いは転炉の方は加熱空気を送り不純物を取り除く方法であり、平炉は銑鉄と鉄鉱石を投入し燃やして不純物を取り除くことです。

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