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GLOSSARY

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表面処理用語集

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飽和水蒸気量

空気中の水蒸気量は、空気1立方メートル当たりの水蒸気の質量で表すことになっていますが、空気は無限に水蒸気を含むことができるわけではなく、限界があります。空気が含むことができる水蒸気量の限界量が飽和水蒸気量になります。

基本的には、飽和水蒸気量は、温度が上昇するにつれて増加していきます。そして、天気予報などで耳にすることが多い湿度は、この飽和水蒸気量を用いて計算された相対湿度が用いられます。

飽和水蒸気量は、空気中の飽和水蒸気圧を用いることで算出することができます。空気中の飽和水蒸気圧は温度で決定されるものであり、Augustらが導き出した式により求められます。

 ちなみに、本来ならば氷になってしまう0度以下でも、水蒸気として存在している水分子があるため飽和水蒸気圧が存在し、その影響で0度以下にも飽和水蒸気量が設定されています。これは、水分子が0度以下でも凍結しない過冷却状態となることが原因とされていますが、この時の飽和水蒸気量は、0度以上の場合と比較してかなり小さいものになっており、氷点下20度あたりから、急激に減少していきます。

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